2016/10/11
秋の焙煎


自家焙煎の珈琲を出すようになって随分と経ちますが、焙煎は難しいけど面白い。生豆による違い、焙煎による違い、失敗を重ねるうちに少しずつですが解ってきたような来てないような？
最終的には自分好みの味になってしまうのですが、一番難しく感じるのは、味覚表現の違い。良く言われるのが、酸味は苦手と言う顧客様。苦味と酸味で大まかに別ける習慣が珈琲にはあるので致し方ないんだろうけど、どっちも美味しい部類の味覚表現ではない。で考えたんかな、近頃は華やかな酸味とかフルーツのような酸味とか色々言われている。究極は紅茶のようなって、、それじゃまるで紅茶のほうが良い香りって事にならないか？紅茶飲んだ方が良いんじゃない？とさえ思う。誰もが解る味覚表現の仕方が無いものか、華やかな酸味ってどんな酸味なんだ？フルーツのって、レモンか？オレンジ？キュウイ？りんご？
そんな事言ってるってうちは、未だ未だ勉強不足なんだろう。
で秋になると何だか少し苦めの珈琲が飲みたくなるので、今日はタンザニア焙煎です。

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